コンビニの飲み物でも正しい知識があれば、二日酔いの症状を抑えることは期待できます。
またコンビニで飲み物を選ぶ際は、一緒に二日酔いに効く食べ物も購入するといいでしょう。
この記事では、コンビニで購入できる二日酔いに効く飲み物や食べ物を紹介しています。
また二日酔いの日にやるべきことも紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
二日酔いに効く!コンビニで買えるおすすめの飲み物5選
お酒や糖分量が高いおつまみを摂取した翌日は、水分が不足している恐れがあります。
そのため、まずはしっかりと水分補給をする必要があるでしょう。
また水分補給をする際は、水分と一緒にアルコールの分解や栄養補給などを一緒にできる飲み物を選ぶのがおすすめです。
ここからは、コンビニで買えるおすすめの飲み物を5つ紹介します。
様々な飲み物を紹介しているため、ぜひ自分好みの飲み物を見つけて購入してください。
スポーツ飲料
スポーツドリンクはお酒の飲み過ぎで失った水分を補給できます。
また、お酒を飲むと利尿作用が働くこともあり、脱水症状になる恐れがあります。
そのため頭痛や疲労感などを感じる場合は、スポーツドリンクを飲むのはおすすめです。
コンビニには、ポカリスエットやアクエリアス、GREENDAKARAと種類が豊富にあるので、自分好みのスポーツドリンクが見つかるでしょう。
栄養ドリンク
二日酔いになった際に効果的な飲み物として、栄養ドリンクが挙げられます。
特にヘパリーゼWやウコンには、肝機能を高め、アルコールの代謝を促進させることが期待できます。
飲酒前に飲むイメージが強い栄養ドリンクですが、胃もたれや吐き気などの症状が気になる際は、購入するといいでしょう。
ただし栄養ドリンクだけでは脱水症状を和らげられない恐れがあるため、水分補給は忘れないように注意してください。
豆乳
豆乳には、アルコール分解に必要なビタミンB1が豊富に含まれています。
ビタミンB1は、豚肉や玄米などにも含まれていますが、二日酔いで食欲が出ない場合は豆乳で摂取するのがおすすめです。
また豆乳に含まれているセロトニンという成分は、血管収縮作用が期待できます。
そのため、二日酔いの頭痛で悩んでいる方も豆乳を飲むのがいいでしょう。
もしも豆乳が苦手な場合は、牛乳でも問題ありません。
トマトジュース
トマトジュースには、二日酔いの症状を抑えることが期待できるクエン酸やリコピンが含まれています。
クエン酸は疲労回復の成分として有名ですが、肝機能のサポートを期待できる成分でもあります。
またトマトで有名なリコピンは、高い抗酸化作用があります。
そのため、お酒を飲むことで発生する活性作用を制御することが期待できるでしょう。
トマトジュースは二日酔いしているときだけではなく、チェイサーとしてもおすすめです。
トマトジュースが飲める場合は、二日酔い予防にチェイサーとして飲んでみてください。
オレンジジュース
オレンジジュースには、アルコールの分解を早めることが期待できる果糖が多く含まれています。
また、アルコールを分解する際には、体内にある糖分が消費されてしまいます。
そのため低血糖の予防という観点でも、オレンジジュースはおすすめです。
ただし、アルコールで胃が弱まっている状態で酸を摂取しすぎると体調が悪くなる可能性もあります。
オレンジジュースを飲む際は、ゆっくりと時間を掛けて摂取するようにしてください。
食べ物にも気をつけよう!コンビニで買える二日酔いに効く食べ物
二日酔いになった日は、しっかりと栄養補給することが重要です。
栄養補給をすることで、アルコールの分解の促進が期待できるでしょう。
ここからは、コンビニで購入ができる二日酔いの際におすすめな食べ物を紹介します。
食欲が無い場合でも食べやすい物を選んでいるので、ぜひ参考にしてください。
たまご
たまごには、メチオニンと呼ばれる栄養成分が含まれています。
メチオニンとは、肝臓でアルコールを分解するために必要なアミノ酸です。
お酒を飲みすぎるとアルコールを分解するために、メチオニンが消費されてしまうのでたまごを摂取するといいでしょう。
たまごであればサンドイッチやサラダにも含まれているため、簡単に摂取できるのでおすすめです。
チーズ
チーズにもたまごと同じくメチオニンが含まれているため、アルコールの分解を助けてくれます。
そのほか、アルコールを分解する際には大量のタンパク質が消費されます。
乳製品のチーズにはタンパク質も含まれているため、二日酔いの症状を抑えることが期待できるでしょう。
またチーズは胃腸の粘膜を保護してくれるので、おつまみとして食べるのも二日酔い予防におすすめです。
アロエヨーグルト
アロエヨーグルトには、アロエチンという成分が含まれています。
アロエチンには「ビタミン」や「アミノ酸」などを多く含んでいるため、アルコールの分解を促してくれます。
そのほかアロエチンには、解毒作用の活性化も期待できます。
二日酔いで固形物を食べるのがしんどい場合は、アロエヨーグルトを食べるといいでしょう。
しじみの味噌汁
味噌汁は、塩分やミネラルなどの栄養を効率よく摂取できる食品です。
アルコールを摂取すると体外に塩分やミネラルが排出されるため、二日酔いの症状を抑えることが期待できるでしょう。
中でも、しじみの味噌汁にはオルニチンという成分が含まれています。
オルニチンとはアミノ酸の一種であり、主に肝臓の働きを助ける作用があります。
そのほかオルニチンには、アセトアルデヒドという成分の分解が期待できます。
アセトアルデヒドは、頭痛や食欲低下の原因でもあるため、分解が期待できるしじみの味噌汁はおすすめです。
梅干しおにぎり
梅干しには、ピクリン酸という成分が含まれています。
ピクリン酸は、肝臓の機能を高めることが期待できるため、酔いの回復に良いでしょう。
そのほかピクリン酸には、利尿作用もあるので、老廃物の排出促進もしてくれます。
疲労回復や食欲増進なども期待できるので、お米を食べられる場合は、梅干しおにぎりがおすすめです。
ナッツ
ナッツには電解質の一種であるカリウムが含まれています。
二日酔いになると電解質のバランスが崩れるので、ナッツを食べてバランスを整えるといいでしょう。
またナッツには脂質や食物繊維が豊富に含まれています。
満腹感を感じられる食べ物でもあるため、食欲がない場合もナッツはおすすめです。
そのほかお酒を飲む前にナッツを食べると、胃腸でのアルコールの吸収の抑制が期待できます。
すぐに実践するべき!二日酔いの日にやるべきこと
二日酔いになった際は、生活習慣にも気をつける必要があります。
生活習慣に気をつけることで、少しでも早い回復が期待できるでしょう。
ここからは、二日酔いの日にやるべきことを3つ紹介します。
どれも簡単に実践できることなので、ぜひ参考にしてください。
入浴を控える
二日酔いになると入浴やサウナに入り、お酒を抜く方が多くいます。
しかし二日酔いの際は脱水症状を起こしている場合があるため、さらに状態を悪化させてしまう恐れがあります。
また、血管が拡張してしまうと頭痛も酷くなってしまうので、なるべく入浴は控えるようにしましょう。
どうしてもさっぱりしたい場合は、シャワーで済ませたり、お風呂に入る場合はぬるま湯にするなど工夫しましょう。
我慢せずに吐くようににする
二日酔いになった際は、我慢せずに吐いてしまうのがおすすめです。
なぜなら二日酔いの際は胃腸の状態が悪く消化ができない状態だからです。
少しでも胃の中の物を吐くことで、不快感も軽減されるでしょう。
ただし、指を喉に突っ込んで吐くような行為は、食道や胃に負担がかかる恐れがあるので控えるようにしましょう。
体調を整えるために栄養を補う
二日酔いになった場合は、栄養が不足している可能性が高いです。
飲み会では栄養バランスが偏った食事になっていることが多いので、次の日から体調を整えることは大切です。
食欲がない場合でもアロエヨーグルトやしじみの味噌汁など、栄養が摂れる食べ物は多くあります。
また、飲み会の際にもナッツやチーズなどの食べ物をおつまみにすると、二日酔い予防にいいでしょう。
二日酔いには特効薬なし!時間をかけて様子を見よう
ここまで、二日酔いの回復を助ける飲み物や食べ物を紹介してきました。
ただしいくら食事や飲み物に気を使っても、すぐに二日酔いが治るわけではありません。
もしも二日酔いが酷くて我慢できない場合は、サプリメントを摂取するのがおすすめです。
サプリメントであれば、二日酔いに効果が期待できる成分を効率良く摂取ができます。
サプリメントを摂取して、音や光などの刺激が少ない場所で安静にするといいでしょう。
まとめ
二日酔いの際は、吐き気や頭痛だけではなく、脱水症状も起きています。
脱水症状を予防する目的やアルコールの分解を促すためにも、正しい飲み物選びが重要なことが分かったと思います。
また食欲がない場合でも、コンビニであれば簡単に栄養が摂取できるでしょう。
ただしいくら飲み物や食べ物に気を使っても、すぐに治ることはありません。
もしも体調が優れない場合は、サプリメントで栄養を摂取し、静かな場所で安静するようにしましょう。
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